おっちょこちょいで、いいじゃない! 2008/05/01 

最近になって、自分のことが少しわかってきたような気がします。GSから戻り、ホッとひと息。熱いお茶をいれたポットを持って、二階の自分の部屋にはいります。用事がなければ部屋から出ないで、夏に発売予定のエッセイを書いてます。タイトルはまだきまっておりませんが、版元は「廣済堂出版」で文庫書き下ろし。

銀座にある老舗出版社の廣済堂さんに、実は私はちょっと義理を感じております。帰国してすぐのころ、ふたつ返事で拙著を出してくださったからでした。義理のつぎにおかげさまなんて、おかしいですが(笑)、「お金がなくても平気なフランス人 お金があっても不安な日本人」(講談社文庫)が、フランスものにしては快挙といわれるほど売れてます。第二弾の「激しく家庭的なフランス人 愛し足りない日本人」も好調。僭越ですが、今なら他でも本を出してくださると思いますが、フランスから拠点を東京に戻したあのころはむずかしかった。パリにいた20年間もこつこつ本を出し続けておりましたが、知名度は限りなくゼロに近かったですからね。題からしてお恥ずかしいですが、「こんなにも素敵なパリ」と「パンとワイン 男と女」で、二冊目はなんと小説でした。

今日のテーマのおっちょこちょいにどう帰結するのか、ここまで読んで首をかしげておいでのことでしょう。毎晩エッセイを書きながら、頭の片隅でGSのことを考えてる。スタッフにも恵まれ、低値安定という自己評価も素人がはじめたわりには理想的。そうですよ、あなたがなさるのはしんどいですが、私のようなおっちょこちょいが身近にいたら楽しいでしょ?ふむふむ、それでいいんだと納得する私がいます。GWも営業してますし、クッキーのご注文もよろしくね!