半年遅れのルネサンス

2011/9/15 

激動の半年がすぎました。被災地のみなさんに、なにが足りないかお聞きしたいと思うのは、私だけではないはずです。たとえば「〇〇がたくさん集まりすぎて、使い切れないのでいりません」とか、「〇〇がほしい」とか、具体的に教えてください。離れているので、お訪ねすることができないので、お願いします。できないことは「できません」とはっきり申しますから、ご心配なく。お花見に浮かれる余裕がないまま酷暑に打ちひしがれ、涼風でようやく人心地ついた今の、これが私の正直な気持ちです。

秋になって自分がキレイになりたいものですから、みなさんにもキレイになっていただきたい。なんとも手前勝手な言い分ですが、それが女心というものです。ゆめ、自分だけ幸せになれればいいなどとは望みません。以前このページで、自分でできるゴルフボール指圧をご紹介して、とても好評でした。本日は、自分でできる頬骨エステはいかがですか。たとえば今そこで、PCのキーボードから両手を放して、両手をそのまま両方の頬で止めてください。そして机に頬杖を突く仕草とおなじですが、人差し指、中指、薬指の三本の指を、頬骨の下のくぼみにぐぐっーとめり込ませます。ついでにこめかみのあたりを、ぐりぐりすれば完璧。眉や鼻、唇を思いっきり動かすのも、お美顔の秘訣だそうですが、くれぐれも、こっそり隠れてしてくださいね。話を蒸し返すようですが最近、私の身辺でおかしなできごとが頻発。

地球的規模の、ミクロな事件ではありますが、GSの前のオリーブの木が100粒を超す数の実をつけました。もう一つ、野良のミケランジェルが来なくなりました。玄関先にある黄蘭のオンシジュームに、うれしい異変です。花がぜんぶ散ったので、鉢を片付けようとしていた矢先に眼を疑う珍現象。二度咲きのオンシジュームが今、ほぼ満開です。動植物の繊細さが、秋一番のエッセンスになりました。