おもてなしの第一歩は

2013/9/15 

滝川クリステルさんの「お・も・て・な・し」、かわいかったですね。たしかにフランス語おじょうずでしたが、でもなぜフランス語だったのか不思議です。それともみなさんは、クリステルさんがプレゼンを担当した理由をご存知なのでしようか? 英語スピーチの候補は、いくらでもいらしたでしょうになぜ?会場にお集まりのお歴々にしたら、「日本代表が英語ではなく、なぜフランス語で?」と、思われたのではと勘繰ってしまいました。ハーフを起用することで、わが国の国際性を強調したかったのかしらとも。以前、K社の対談でクリステルさんにお会いしてますし、まったく異論はございませんが不思議です。美醜については日本人の好みと外国人の好みがまったくちがうことが、計算に入ってませんしね(笑)。それはさておくとして、東京五輪にそなえたおもてなし再考とまいりましょう。

都会でも地方でも、日本人の外国人アクセプトは想像を絶する速さだったと思います。以前ならガイジンさん視していたものですが、今はまったくといっていいほど違和感がありません。欧米がよくて有色系はといった、白人コンプレックスも今では皆無に近いですもんね。その点でわが国は世界に類をみない国際社会なわけで、夜の六本木をお歩きになればわかります。六本木を持ち出すのは極端すぎますから撤回して、おもてなしに戻りましょう。さてさて、それでは7年後をめどにわたくしたち一般ピープルが、どのようにして東京に来てくださる外国人の方々をおもてなししたらよろしいか。「May I help you?」といって、困っていらっしゃりそうな外人さんにお声をおかけしましょう。ほらね、やっぱり英語ですよね。クリステルさんご登用についてのわたくしの疑問、素朴でしょ?プレゼンが日本向けだったと思えば大成功だったわけで、納得です。で、考えあぐねた末、わたくしたちができるおもてなしの第一歩は笑顔ではないかと思いました。NYでもロンドンでもパリでもミラノでもバルセロナでも、アルジェでもチュニスでもブラティスラバでも、すれちがった現地の方はわたくしに惜しげもなく笑顔をくださいました。正直、怖かった場所もございましたが、国内には絶対ありませんから大丈夫。ああよかった、これでHow to OMOTENASHIの課題がクリアできそうですわ。ボン・コラージュ(がんばって!)