野菜チョコを略してベジショコ

2015/2/1 

遅くなりましたがお約束どおり、私の蚤の市の写真をUPしましたよ。写真うつりがいいというか、どこをどう撮っても、ぐしゃぐしゃに見えないのが不思議で残念。先回につづき、今回も食いものネタでごめんなさい。テロについて書きかけたのですが、パリにいるイスラムやユダヤの友達のことが頭をよぎり、やめてBTD用のチョコレートについて書くことにしました。正直いうと私、宗教全般がすきなんです。ゾロアスター教もモルモン教も、宗教を持っている人っていいと思います。陣取り合戦、縄張り争いにお金が絡んで揉めにもめて、弱者はテロにおよぶ。もちろんテロはよくないし、まったく卑怯。戦争を仕掛けられてテロで報復って、いったいぜんたい……。言いだすときりがないので、やっぱりチョコレート。そのまま食べればチョコレート・フォンデュですが、一晩おいてベジショコがおすすめです。GSの在庫棚にあった仏製ヴァローナのチョコで作りましたが、MEIJIの板チョコでも完璧。それでは、ベジショコにふさわしいお野菜をお教えしましょう。作り方は超簡単で、オレンジ・ピールの要領で溶かしたチョコレートにお野菜をくゆらせるだけ。

イチゴで遊んでみたのが、ベジショコのはじまりでした。大粒が主流になっているので、一口サイズのイチゴを探すのがむずかしいかも。お野菜はそれぞれ個性に合わせて、下ごしらえをします。グリーン・アスパラとインゲンは、塩ゆでにして、牛蒡は和風に煮るのがおすすめですが、いずれも水気をよくとって、揃えて5pぐらいにカットするとおしゃれかも。ミニ大根は、生のままで試して大成功でした。ケールと芽キャベツを掛け合わせた新種のプチ・ヴェールやブロッコリーも、もこもこ感が最高。イチゴの代わりに茹でた人参や黄色いパプリカなど、ベジショコは味と色彩で応用自在。そうそう、チョコをまとったベジたちを並べて、一晩おくためのプレートをご用意ください。まな板でも天板でも、平らな板にクッキング・ペーパーを敷いてね。大きな白いお皿になん種類ものベジショコを並べて、お友だちの前にハイどうぞ。「わあっー、コレなあに?」を聞くのが、私の最高の楽しみです。そういえば大昔、南仏にチョコレートだけのフル・コースで話題のレストランがありましたっけ。そのお店のことを雑誌で読んだときは気にも止めませんでしたが、私の潜在意識の中でくすぶっていたのかも。どうぞみなさん、いろいろなお野菜でベジショコに挑戦してくださいな。