diary日 記 2016 / 06 / 15

『PAUL』で巴里祭

そうです、パン屋さんの『PAUL』でパリ祭をすることになりました。14日が平日なので、日程は同じ週末の16日。土曜の午後3時(もしくは4時)からのんびりみんなで集まって、おしゃべりしましょうといった趣向で、べつに特別なイベントはありません。しいて言えば、ジョルジュ・サンドで毎月していた<GSの夕べ>的な雰囲気になればと思います。そうそう、<GSの夕べ>によくいらしてくださった、ギターの弾き語りのレミが参加してくれることになりました。ムッシュの生演奏をBGMに、みなさまの近況がお聞きできたら、とってもうれしいです。『PAUL』の広報のH女史から企画をご提示いただき、二つ返事で承諾。『PAUL』がパリのオペラ通りにできて以来、けっこう気に入ってましたしね。先回のパリ旅行でリールという北の町に足を伸ばし、偶然にも『PAUL』の本店へ立ち寄りました。日仏ともに全店舗のインテリアが、粉まみれの"古き良きフランス"で統一されていて、それだけでそこはかとなく安心感が漂っている気がいたします。日本人の私たちだけでなく、当のフランス人にとってもベル・エポックそのもの。『PAUL』の宣伝係りになったわけではありませんが、結果的にみたいですね。

ひごろから「演出上手なフランス人」に感心している私といたしましても、この機会にそれが再現できたらと心ひそかにもくろんでいる次第です。といってもトライしたいのは、ぐしゃぐしゃだけど楽しい土曜の午後のひとときです。地下鉄の南北線『六本木一丁目』の改札を出て通路をすすむと、じきに『PAUL』があります。テロでパリ機運が下火になっている折も折、せめて私たちだけでも楽しんじゃいましょうよ。この話で「家の光協会」の私の担当者をお誘いしましたら、「ついでにサイン会……」が帰ってきたのには笑えました。どうぞご心配なく、本を売るのが目的ではありません。望むべくは、和気あいあいとした雰囲気から生まれる人の輪。初対面同士なら、お友だちづくりの場になれば大成功。一生に出会う人3万人、話す人3千人、仲良くなる人3百人、親しくなる人30人だそうです。だとしたら、出会いの機会を大切にしようではありませんか。ひとりでいても、時間は「アッ!」という間に過ぎますもの。友だちの友だちは友だちだからとリラックスして、土曜の午後をご一緒しましょう。スタート時間と会費を確認しておきますから、トップページの「お知らせ」にある私のアドレスにお問い合わせください。ご無沙汰のご挨拶で、ご返信します。それでは、……。